伝説の報道写真家、福島菊次郎「遺言」講演会にご来場のみなさま
先日は現代史研究会+ JVJA 共催の講演会にご来場いただき、誠にありがとうございました。 86 年の人生と長年の現場取材に裏打ちされた福島さん独自の視点を、大勢のみなさんと共有することができたことに心から感謝します。 おかげさまで、主催者の当初の予想をはるかにこえる参加者のご来場があり、1人でも多くの来場者を収容しようとした結果、用意した会場が参加者で身動きが取れないほどの状況になってしまいました。そのため、主催者の会場運営の不手際によるご不満とご迷惑を多くの来場者の方が実感されたのではないかと思われます。ただ、幸運にも不測の事故が起きることもなく、滞りなく講演会を終了し、参加者のみなさんに退場していただくことができました。みなさまのご辛抱とご協力に対し、心から感謝申し上げます。 しかしながら、講演当日、参加者の方から、通路にもパイプイスが並べられ、万が一の時に身動きできない、「消防法上看過できない」旨の抗議があり、後日に「抗議及び質問状」をいただきました。また、同様のご指摘から入場後に退席された方も別に一人おられました。ご質問者のご指摘とお怒りは実にごもっともであり、会場運営については「何か起こったら怖い」という感覚を持たれたことに対し、主催者として心から反省し、来場者のみなさまにお詫びするものです。 ご質問者の「抗議 及び 質問状」の主旨は、会場の定員オーバーで「消防法違反ではないか」「万が一あの会場で大地震や事故などがおこっていたら、詰め込まれていた私たち聴衆は生命の危機に晒されていたかもしれない」「何か起こったら怖い」という感覚を味わった者として抗議し説明と謝罪を求めたい」という点にありました。 こうしたお怒りと抗議はごもっともで、誠に申し訳なく思っています。主催者としては、来場された1人でも多くの方に、山口県から上京していただいた福島さんの「遺言」講演を聴いていただきたい、写真を見ていただきたいという思いからでした。結果的に、ご質問者のお怒りを買うような会場運営となってしまったことは主催者の本意ではなく、誠に申し訳ありませんでした。 「明らかに消防法違反だ」というご指摘について、 神田消防署に確認してみましたが、 「 消防法上、 大学の教室に劇場の基準は適用されず、 (教室が)2階で階段がいくつもあり、特に定まった定員はない」というものでした。 また明治大学の教室利用の講演会は、その度に消防署に「申請」する仕組みになっていないことを確認しました。 主催者は会場使用に当たっては通常の手続きを経て大学側からの使用許可を取り、今回の講演会を運営しました。また、当日約 20名の方の入場をお断りしたことも付け加えたいと思います。 しかし、だからといって主催者として参加者の安全をおろそかにしてはならないことはご指摘の通りです。 今後は前もって入場者数と入場制限する場合もあることを明記するとか、消防法上問題だというご指摘を受けることのないよう に、最善を尽くし 会場運営をする所存です。 また、最後の挨拶での「(来場者が) 300 を越えたら、頭を丸めようと思っていました」という進行役の JVJA の山本による発言は「ふさけた発言で無神経」であるという主旨のご指摘がありました。これについては、たくさんの来場者が来ていただいたことと、窮屈な状態での講演会を不測の事故もなく無事に終えることができた安堵感から出た、軽率な発言であったと当人は大いに反省しています。ご理解ください。 「憲法改悪への動きなど、この国は今、危機的状況にあると私自身感じています。そういう意味で今回のような講演会を開催する意義は大きく、こうしたイベントがさらに活発化することを望んでもいます。しかしだからこそ、横槍を入れられることなどないよう」にとのご質問者の指摘を受けました。それはまさしく主催者の私たちも共有するものです。ご質問者のご忠告を心して受け止め、 JVJAは これからも取材し伝える映像ジャーナリストの集団としての使命と責任をまっとうしていく決意です。どうかこれからもみなさまの応援とご協力を心からお願いいたします。
2007年6月20日 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会( JVJA) 共同代表 豊田直巳・林克明・森住卓 明治大学准教授・現代史研究会顧問 生方卓
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