なぜ、今、沖縄なのか?今も、なぜ、沖縄なのか?そんな疑問を 10 年以上持ち続けてきた。なぜ、 0.6 %の国土面積の沖縄に、在日米軍基地の 75 %もが日米両政府によって押し付けられてきたのか。 10 数万人の民間人を含む、沖縄戦の犠牲者 24 万人の名前を「平和の礎」に刻んだ沖縄。繰り返される在沖米軍兵士による暴力犯罪の数々に、 1995 年、 8 万 5 千人が県民集会で日米政府に抗議した沖縄。日本初となる 1996 年の県民投票によって、「基地はいらない」と県民ぐるみで声をあげた沖縄。それらの一切も無視するかのように、軍事基地は維持され、米兵による犯罪が続き、そしてさらなく米軍基地の強化が目論まれている沖縄。
その沖縄を、さらに辱めるかのような文部科学省教科書検定の「歴史の隠蔽」。それに対して昨年 9 月には、 11 万人余の老若男女が県民大会で抗議の声をあげ、そして今も、怒りの声をあげ続けている沖縄。私たちは、その声を聞く「義務」がある。