|
この集会で募金をしてくださった参加者の方々は、さまざまな思いで、家族支援や拘束者救出のために募金していただいたと聞いています。最終的に合計228、628円の募金が集まりました。
当時、関係者に問い合わせたところ、家族への支援金も家族の方の希望で、すべて北海道の支援団体に集められ管理されているということでした。募金はすでに1000万円を超え、そのお金は将来の使用のためにプールされていると聞きましたが、その後、その寄金は高遠さんが計画したイラク孤児たちの施設建設のために使用されることが検討されているということを知りました。
それでは、「人質救出のため」という募金の当初の趣旨からはずれてしまうこと、またそのような特定のNGO活動に使用されることへの同意を、募金をしてくださった方々から得る手段がないこと、などの理由から、私たちはその募金の用途を再考せざるをえなくなりました。
その後、JVJA内部で話し合い、将来、ジャーナリストやNGO関係者が人質にされるという同様の事態が起こったときに、その救出のためにこの募金を使用するのが一番妥当ではないかという結論に達し、それまでJVJA自体の運営資金の口座とは別の口座を設けて保管することにいたしました。
しかし、その後、外部の方から、集会で集められた募金はあくまで人質になったり拘束されたご本人やご家族の救援のためのものなので、集まった金をご本人たちに渡さなければ募金趣旨と食い違うことになるという内容の指摘が寄せられました。
JVJAは、そのご意見を真摯に受け止め、何度か会議を開き、再検討し、人質になった方および拘束された方に送金するという結論に達しました。そして9月24日および25日に、5人の方々にそれぞれ46000円を現金書留で発送いたしました。
上記しましたさまざまな事情のために、募金の処理が遅れましたことを、募金を寄せてくださった多くの方々に深くお詫び申し上げます。
2004年9月27日
JVJA世話人代表 広河隆一
|